Mac の毎日のテキスト作業を、メニューバーから片づける

コピーしたテキストが、そのまま使える形で届くことはめったにありません。大文字で叫んでいたり、短い行に途切れていたり、アスタリスクだらけだったり、昨日と同じ編集を待っていたり。Clip Text Transform はメニューバーに常駐して、コピーしたテキストを直します。下に並ぶ小さな作業を、これひとつで。

無料 · デバイス上で処理 · macOS 13.3 以降

  1. テキストをコピー
  2. メニューバーで直し方を選ぶ
  3. 結果をペースト

開くウィンドウも、貼り付け先のウェブサイトもありません。下の作業はすべて、この 3 ステップで進みます。

「この英文の大文字・小文字を変えたい」

  • クライアントから見出しがすべて大文字で届いた

    打ち直したくはないし、叫んでいるような表記のままでも困ります。コピーして各単語の先頭を大文字を選びましょう。短い単語も含めて、すべての単語の先頭が大文字になります。文の中になじませたいなら小文字を。

    TOP PICKS Top Picks MAKE THIS QUIET make this quiet
  • フレーズをブランチ名やURL スラッグに

    フレーズをコピーしてハイフン区切りを選ぶと、スペースがハイフンになります。英字の大文字・小文字はそのままなので、大文字が含まれるなら先に小文字を。クリック 1 回ではなく、2 回です。

    new user profile new-user-profile
  • 識別子のアンダースコアをハイフンに

    標準の変換はどれもアンダースコアを扱わないので、ここは一度書いておくスクリプトの出番です。「検索」に _、「置換」に -、「正規表現」はオフ。区切り文字の置き換えを自分のスクリプトとして保存すれば、メニューに残ります。

    user_name user-name

詳しくは 大文字・小文字と整形、6 つの変換の一覧

「貼り付けると、余計な書式まで付いてくる」

  • ウェブページからコピーしたテキストに、スタイルが付いてくる

    言葉と一緒に、フォントやサイズ、色まで付いてきます。テキストをコピーしてプレーンテキストに変換を選べば、言葉だけを貼り付けられます。

    <b>Term</b> Term
  • PDF からコピーしたテキストが、途切れた行と二重スペースだらけ

    段落が 1 つだけなら、余分なスペースを削除でワンクリック。改行や連続したスペースが、1 つのスペースになります。ただし、段落も含めてすべてが 1 行につながります。段落が複数あるテキストなら、検索・置換ルールで各段落の中の行だけをつなぎ、段落の間の空行は残せます。PDF のテキストでの手順(英語)で、順を追って紹介しています。

    line one line two line one line two Text with spaces Text with spaces
  • 翻訳や OCR のテキストで、カンマの前にスペースが入っている

    余分なスペースを削除は 1 つだけのスペースをそのまま残すので、ここは正規表現ルールの出番です。「検索」に [ ]+([,.!?;:])、「置換」に $1、「正規表現」はオン。自分で入力しなくても、スクリプトライブラリにある既製の Remove space before punctuation が同じことをします。

    Hello , world ! Hello, world!

書式を外す方法を見る

「Markdown を書式付きのテキストにしたい」

  • Markdown のメモを、書式付きで届くようにメールに貼る

    Markdown で書いて、書式付きのテキストで送りましょう。メモをコピーしてリッチテキストに変換を選び、メールに貼り付けます。見出し、箇条書き、太字のラベル、リンクが、# や ** ではなく書式として届きます。

    # Meeting notes
    
    - **Action:** ship v3
    - See [roadmap](https://example.com)
    
    Some *emphasis* and `code`.
    → 見出し、太字の「Action:」と有効なリンクを含む箇条書き、斜体、等幅のコード
  • AI アシスタントの回答が、アスタリスクとシャープ記号だらけ

    方法は 2 つあります。リッチテキストに変換なら、番号付きの手順、見出し、太字といった構造を、本物の書式として残せます。プレーンテキストに変換なら、マークアップを取り除いて言葉だけを残します。

    プレーンテキストでは、リンクの文字は残りますが、リンク先のアドレスは残りません。ほかに何が起きるかは、メールでの詳しい手順(英語)で解説しています。

    変換前

    The **main point** is simple. See the [docs](https://example.com/docs) for details.

    変換後

    The main point is simple. See the docs for details.

  • 書式付きのドキュメントを、README やチケット用のMarkdown に

    書式付きのテキストをコピーしてMarkdown に変換を選びます。太字の大きな見出しは # Heading、太字の語は **bold**、箇条書きは - で始まる行になって戻ります。

    大きな太字のテキストは見出しになり、太字でない大きなテキストは段落のままです。また、番号付きリストは箇条書きとして戻ります。

    Release plan # Release plan

Markdown など 4 つの形式を相互に変換

「同じ置き換えを、何度も繰り返したい」

  • 1 列に並んだ値をカンマ区切りのリストに

    スクリプトライブラリから既製の Lines to CSV row を一度追加すれば、以後はメニューの項目になります。値をそれぞれ引用符で囲みたいなら、先に Wrap each line in double quotes を実行します。クリックは 2 回です。最後の行には注意してください。末尾の改行は、末尾のカンマになります。引用符の扱いも含めて、手順を順を追って紹介しています(英語)。

    London Paris Rome London, Paris, Rome
  • リストの「Last, First」形式の名前を入れ替える

    グループを 2 つ持つ正規表現ルールで、各行の順序を入れ替えられます。「検索」に (?m)^(\w+), (\w+)$、「置換」に $2 $1、「正規表現」はオン。(?m) によって、^ と $ が各行に一致するようになります。

    Doe, Jane Smith, John Jane Doe John Smith
  • 日付を年-月-日の形式に

    「検索」に (\d+)/(\d+)/(\d+)、「置換」に $3-$1-$2、「正規表現」はオン。月/日/年が、年-月-日になります。

    03/25/2026 2026-03-25

こうしたルールを自作する

「標準ではできないことをしたい」

  • チャットやコードレビュー用に、スニペットをバッククォートで囲む

    「検索」を空にして、「置換」に `{text}` を入れます。{text} は、コピーしたものすべてを表します。保存すれば、スニペットを囲むのはメニュー項目ひとつで済みます。

    let x = 1 `let x = 1`
  • チームに同じクリーンアップルールを配る

    「カスタムスクリプト」ウィンドウで書き出すをクリックすると、スクリプトがファイルに保存されます。チームメイトが読み込むをクリックしてファイルを選べば、同じルールが相手のメニューに表示されます。

自分だけの変換を作って共有

無料・デバイス上・プライベートが大切な理由

あなたが直すテキストは、ほかの誰かのものであることも少なくありません。クライアントの原稿、同僚のメモ、社内のリスト。Clip Text Transform なら、変換サイトに貼り付ける必要はありません。変更はお使いの Mac 上で行われ、変換するテキストもそこにとどまります。収集されるのは匿名の診断情報だけです。無料で、アカウントも広告もありません。データの扱いを確認するか、プライバシーポリシー(英語)をお読みください。

順を追ったガイド

ガイドはいずれも英語です。

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